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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、今日の14時10分現在で前日比5.13%低下し、21.99を記録しています。この低下は、米株式市場での上昇を受けた東京市場での堅調な株価の影響を受けています。先週に重要な経済イベントが終了したことで、市場の警戒感が緩和され、日経225先物も上昇して始まるなど、全体的に安定した動きを見せています。日経VIは、日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさを示す指数であり、通常は株価と逆相関しますが、本日の取引では株価の堅調さから警戒感が和らいでいます。

*14:13JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-1.19(低下率5.13%)の21.99と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.42、安値は20.37。

先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では先週、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合、米個人消費支出(PCE)物価指数の11月分発表などの注目イベントを終えたことから安心感が広がりやすくなる中、今日は取引開始後も株価が概ね堅調に推移していることからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは先週末の水準を概ね下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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