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NY債券:米長期債相場は反発、イールドカーブはフラットニング


米国長期債相場は反発し、イールドカーブはフラットニングとなった。11月の米コアPCE価格指数が予想を下回ったことや、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金融政策の制約を強調したことが背景にある。CMEのFedWatchツールでは、2025年1月のFOMC会合でのFF金利誘導目標が4.25-4.50%になる確率を91%程度と見積もっている。一方、10年債利回りは一時低下したが、4.526%付近で終えた。イールドカーブはフラットニング傾向で、2年-10年は21.80bp、2-30年は41.00bpで取引を終えた。2年債利回りは4.31%、30年債利回りは4.72%となった。

*06:55JST NY債券:米長期債相場は反発、イールドカーブはフラットニング 20日の米国長期債相場は反発。この日発表された11月米コアPCE(個人消費支出)価格指数は予想を下回り、前年比+2.8%にとどまったこと、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は米CNBCとのインタビューで、「0.25ポイントの追加利下げが実施されたものの、金融政策はなおかなり制約的」と指摘したことが材料視されたようだ。イールドカーブはフラットニング。

CMEのFedWatchツールによると、20日時点で2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は91%程度。3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%となる確率は50%程度。10年債利回りは4.554%近辺で取引を開始し、一時4.482%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて4.526%近辺で推移。

イールドカーブはおおむねフラットニング。2年-10年は21.80bp近辺、2-30年は41.00bp近辺で引けた。2年債利回りは4.31%(前日比:0bp)、10年債利回りは4.53%(前日比-4bp)、30年債利回りは、4.72%(前日比:-3bp)で取引を終えた。

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