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NY為替:日米金利差縮小観測後退でドル・円は153円台後半まで一段高


13日のニューヨーク外為市場でドル・円が153円26銭から153円80銭まで上昇し、その後153円61銭で引けました。米国の11月の輸入物価指数が予想外にプラスとなり、インフレの鈍化が停滞するとの見方から来年の利下げペースが減速すると予測され、ドルが買われました。また、日銀が金融政策決定会合で利上げを見送る可能性があるとの報道も円売りを強めました。一方、ユーロ・ドルは一時1.0524ドルまで上昇するも反落し、ユーロに関してはフランスの政治的安定感が増し、ポルトガルの中銀総裁の発言がユーロ売りを後退させました。

*07:21JST NY為替:日米金利差縮小観測後退でドル・円は153円台後半まで一段高 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円26銭から153円80銭まで上昇し、153円61銭で引けた。米11月輸入物価指数が予想外のプラスとなったほか、最近のインフレデータを受け、米インフレ鈍化の進展停滞で、来年の利下げペース減速の思惑に長期気金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。また、日銀が18日、19日に開催を予定している金融政策決定会合で利上げの見送りを検討しているとの報道に円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0524ドルまで上昇後、1.0482ドルまで反落し、1.0501ドルで引けた。フランスのマクロン大統領が新首相に中道派、バイル氏を指名したため政局不透明感が緩和、さらに、センテノ・ポルトガル中銀総裁が段階的な政策変更を好む姿勢を示し、ユーロ売りが後退。ユーロ・円は161円56銭まで上昇後、160円96銭まで反落。ポンド・ドルは1.2668ドルから1.2609ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8915フランから0.8942フランまで上昇した。

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