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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ再加速と日銀利上げ観測後退で


本日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きが予想されている。米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致し、インフレ再加速が示されたことから、ドル売りは後退。日銀が追加利上げを急がない方針と見られるため、円売り地合いが続く見込みだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ期待がやや後退し、金利高とドル高の展開がある。ユーロ・ドルは軟化し、ドル・円は152円台に浮上している。これからの海外市場は、主要中銀の政策に注目が集まっており、米生産者物価指数(PPI)の結果が強ければ、FRBの利下げ期待がさらに後退すると見られる。一方で、日銀の利上げ期待は弱まり、円売りが続く可能性がある。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ再加速と日銀利上げ観測後退で 12日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米インフレ再加速が示されれば、緩和的な政策の継続を見込んだドル売りは後退する見通し。一方、日銀は追加利上げを急がない方針とみられ、円売り地合いが続きそうだ。

前日発表された米消費者物価指数(CPI)は市場予想と一致し、インフレ再加速を示した。来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待はやや後退し、金利高・ドル高の展開に。ユーロ・ドルは1.0480ドル台に軟化し、ドル・円は152円80銭付近に浮上。本日アジア市場はドルに利益確定売りが先行したものの、米金利は底堅くドル買い地合いは続く。ドル・円は下げ一服後に値を戻し152円台で推移した。

この後の海外市場は主要中銀の政策にらみ。欧州中銀(ECB)は今晩の理事会で追加利下げに踏み切る公算で、ユーロ売り優勢ならドルをさらに押し上げる要因となりそうだ。一方、米生産者物価指数(PPI)が強い内容なら、インフレ再加速で連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続期待は後退し金利高・ドル高の流れ。ただ、日銀は来週の金融政策決定会合で追加利上げ期待が弱まり、円売りが主要通貨を押し上げるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 スイス中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)
・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)
・22:30 米・11月生産者物価指数(前月比予想:+0.2%、10月:+0.2%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:22.4万件)
・22:45 ラガルドECB総裁会見
・03:00 米財務省・30年債入札


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