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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米雇用統計受けドル買い地合いも


6日の欧米外為市場では、ドル・円が底堅い値動きを見せると予想されます。日銀の年内利上げ観測と米国の雇用統計の発表が注目され、ドル買いが支えられる可能性があります。米国の雇用統計が予想通りであれば、追加利下げ観測が後退し、ドルのサポートが期待されます。一方、アジア市場では米10年債利回りの低下によりドル売り先行が見られましたが、日銀の利上げ観測が円の買いを抑えています。海外市場では、日米の金融政策が注目され、米高官の発言も影響を与える可能性があります。今夜の米雇用統計の結果次第でドルの動きが変わる可能性があり、特に非農業部門雇用者数や失業率が重要です。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米雇用統計受けドル買い地合いも 6日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日銀による年内の追加利上げ観測は根強く、円買い圧力が続く見通し。一方、米雇用統計が想定に沿った内容なら、追加利下げ観測は一服しドル買いに振れやすい展開とみる。

前日発表された米国の新規失業保険申請件数は予想よりも弱く、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ休止の見方は後退。一方、日銀の年内利上げ期待が再燃し、円買いも強まった。それを受けユーロ・ドルは1.0550ドル台から持ち直し、ドル・円は150円を割り込んだ。本日アジア市場で米10年債利回りの低下でドル売り先行。ただ、日銀の追加利上げを見極める展開で円は売り買いが交錯している。

この後の海外市場は日米金融政策が焦点。日銀の金融政策についてはハト派寄りの当局者が「利上げに反対しているわけではない」と述べたが、現状維持の見方は継続し円は買いづらいだろう。一方、今晩米雇用統計は非農業部門雇用者数はハリケーンなど影響で、大幅鈍化の前回からの反動により大幅増の見通し。失業率の悪化と平均時給の低下が予想されるが、想定に沿った内容ならドル買いに振れ、円に対して下げづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP確定値(前年比予想:+0.9%、改定値:+0.9%)
・22:30 米・11月非農業部門雇用者数(予想:+21.5万人、10月:+1.2万人)
・22:30 米・11月失業率(予想:4.1%、10月:4.1%)
・22:30 米・11月平均時給(前年比予想:+3.9%、10月:+4.0%)
・22:30 カナダ・11月失業率(予想:6.6%、10月:6.5%)
・23:15 ボウマン米FRB理事講演(ミズーリ州銀行協会)
・24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:73.2、11月:71.8)
・24:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁座談会参加(同行イベント)
・02:00 ハマック米クリーブランド連銀総裁講演(経済見通し)
・03:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁対話会参加(スタンフォード大学)
・05:00 米・10月消費者信用残高(予想:+100.00億ドル、9月:+60.02億ドル)

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