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NY為替:フランス政局不安後退でユーロは強含み


5日のニューヨーク外為市場では、フランスの政局不安が緩和しユーロが強含みました。ドル・円は150円70銭まで上昇した後に下落し、最終的に150円10銭で取引を終了しました。日銀の利上げ先送り観測が円売り優勢を後押しする一方、FRBの利下げペース鈍化の予測からドルが買われました。しかし、雇用統計の警戒感やカリフォルニア州の地震報道で長期金利が低下し、ドル売りに転じました。ユーロ・ドルは1.0533ドルから1.0589ドルまで上昇、マクロン大統領の政局対応が影響しユーロが買い戻されました。ポンド・ドルやドル・スイスの動きも注目されました。

*07:37JST NY為替:フランス政局不安後退でユーロは強含み 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円70銭まで上昇後、149円92銭まで下落し、150円10銭で引けた。日銀の早期追加利上げ見送り観測が強まり円売りが優勢となったほか、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース鈍化の思惑に金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、雇用統計を警戒さらに、カリフォルニア州での地震の報道などで長期金利が低下、さらに、フランスの政局不安の緩和を受けた欧州通貨高で、ドル売りに転じた。

ユーロ・ドルは1.0533ドルから1.0589ドルまで上昇し、1.0587ドルで引けた。フランスのマクロン大統領は任期満了まで職務を全うする姿勢を見せフランス政局不透明感が緩和し、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、158円50銭から159円39銭まで上昇後、反落。ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2771ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8830フランから0.8779フランまで下落した。

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