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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米FRB議長発言でドル選好も上値は重い


本日のドル・円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の議長であるパウエル氏の発言に注目が集まっています。FRBがハト派姿勢を弱めれば、ドル買いが見込まれる一方で、ドル・円の上昇には限度があると予測されています。特に、150円台ではドル売り圧力が予想され、上値の重さが意識されると予測されます。 先日までの市場では、韓国の状況やFRB当局者のハト派発言を背景に、リスク回避の動きから円買いが進み、ドル安円高の展開となっていました。しかし、本日のアジア市場では中国人民元の安値を受けドルの買い戻しが進んでいます。 今後の展開としては、米ADP雇用統計の結果次第で追加利下げ観測が強まるかどうかが焦点となります。また、日本銀行が年内に追加利上げを行う可能性も考慮する必要があります。今晩予定されている各種経済指標やFRB高官の発言が市場に影響を及ぼすでしょう。

*18:03JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米FRB議長発言でドル選好も上値は重い 4日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)議長がハト派姿勢を弱めれば、ドル選好地合いとなる見通し。ただ、150円台は引き続き売りが観測され、上値の重さが意識されそうだ。

前日は韓国で戒厳令をめぐる議会の混乱でリスク回避のムードが広がったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からハト派的な見解が相次ぎ、ドル売り・円買い地合いを強めた。ユーロ・ドルは1.0530ドル台に持ち直し、ドル・円は148円60銭台に軟化した。本日アジア市場で中国人民元安を背景としたドルの買戻しが先行し、主要通貨を下押し。日本株は不安定な値動きだが、ドル・円は150円付近に値を戻した。

この後の海外市場は金融政策がテーマとなり、パウエルFRB議長の発言が注目される。利下げを急ぐ必要はないと一段の緩和に慎重だった直近のスタンスを踏襲すればドル買い先行。ただ、米ADP雇用統計は民間部門雇用者数が予想通り前回から大幅減なら追加利下げ観測を後押しする材料になり、雇用情勢をにらみ売り買いともに動きづらい。一方、日銀による年内の追加利上げ観測で円買いも続き、150円台は上値が重いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:55 独・11月サービス業PMI改定値(予想:49.4、速報値:49.4)
・18:00 ユーロ圏・11月サービス業PMI改定値(予想:49.2、速報値:49.2)
・18:30 英・11月サービス業PMI改定値(予想:50.0、速報値:50.0)
・19:00 ユーロ圏・10月生産者物価指数(前年比予想:-3.3%、9月:-3.4%)
・22:15 米・11月ADP雇用統計(予想:+15.8万人、10月:+23.3万人)
・22:45 ムサレム米セントルイス連銀総裁講演(米経済・金融政策)
・23:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁TVインタビュー
・23:45 米・11月サービス業PMI改定値(予想:57.0、速報値:57.0)
・24:00 米・11月ISM非製造業景況指数(予想:55.6、10月:56.0)
・24:00 米・10月製造業受注(前月比予想:+0.2%、9月:-0.5%)
・24:00 米・10月耐久財受注改定値(前月比予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
・03:45 パウエル米FRB議長討論会参加(NYT紙主催「ディールブック・サミット」)
・04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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