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【市場反応】米7-9月期GDP改定値、個人消費やコアPCE価格指数が予想外に鈍化、ドル軟調


米商務省が発表した7-9月期のGDP改定値は、前期比年率+2.8%で、速報値と予想通りの結果となりました。しかし、個人消費とコアPCE価格指数が予想外に下方修正され、前年同期比での成長が鈍化しました。具体的には、個人消費改定値は年率+3.5%で速報値から下方修正されましたが、それでも昨年10-12月期以来の最高水準を記録。コアPCE価格指数も同様に下方修正され、昨年10-12月以来最低の伸びとなりました。これを受けて米国債相場が反発し、10年債利回りは4.239%まで低下しました。為替市場では、ドルの下落が続きドル・円は151円23銭まで下落しました。さらに、新規失業保険申請件数も予想を下回った一方で、失業保険継続受給者数は増加しました。

*23:24JST 【市場反応】米7-9月期GDP改定値、個人消費やコアPCE価格指数が予想外に鈍化、ドル軟調 米商務省が発表した7-9月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+2.8%と、予想通り速報値から修正なく、前期+3.0%から伸びが鈍化した。同期個人消費改定値は前期比年率+3.5%と、予想外に速報値+3.7%から下方修正されたが、昨年10-12月期以来で最高の伸びとなった。同期コアPCE価格指数改定値は前期比+2.1%。予想外に速報値+2.2%から下方修正され、昨年10-12月来で最低の伸びに鈍化した。

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(11/23)は前週比0.2万件減の21.3万件と、予想21.5万件を下回った。失業保険継続受給者数(11/16)は190.7万人と、前回189.8万人から減少予想に反し、増加した。

米10月耐久財受注速報値は前月比+0.2%と、9月-0.4%からプラスに改善も予想を下回った。GDPの算出に用いられる10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.2%と、9月-0.1%からプラスに改善し、予想を上回った。10-12月期GDPのプラスに寄与する。

7-9月期個人消費やコアPCE価格指数が予想外に下方修正されたため米国債相場が反発。10年債利回りは3週間ぶりの低水準となる4.239%まで低下した。ドルも軟調に推移。ドル・円は151円61銭から151円23銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0526ドルから1.0579ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2627ドルから1.2668ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・7-9月期GDP改定値:前期比年率+2.8%(予想:+2.8%、速報値:+2.8%)
・米・7-9月期個人消費改定値:前期比年率+3.5%(予想:+3.7%、速報値:+3.7%)
・米・7-9月コアPCE価格指数改定値:前期比+2.1%(予想:+2.2%、速報値:+2.2%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.3万件(予想:21.5万件、前回:21.5万件←21.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:190.7万人(予想:189.2万人、前回:189.8万人←190.8万人)
・米・10月卸売在庫速報値:前月比+0.2%(予想:+0.1%、9月:-0.2%)
・米・10月耐久財受注速報値:前月比+0.2%(予想:+0.5%、9月:-0.4%←-0.7%)
・米・10月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.1%(予想:+0.1%、9月:+0.4%←+0.5%)
・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.1%、9月:-0.1%)
・米・10月前渡商品貿易収支:-991億ドル(予想-1027憶ドル、9月―1087億ドル←1082億ドル)


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