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日経平均は332円安、寄り後は下げ幅拡大


日経平均は332円安(9時10分現在)で推移しており、寄り付き後に下げ幅が拡大した。前日までの続伸で利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすく、控えめな買いが見送られた。これは明日未明にFOMC議事要旨、また明晩にFRBが重要視するPCE物価指数発表を控えているため、市場は慎重な姿勢を見せている。一方で、米国市場の主要指数の上昇や米長期金利の低下が東京市場の支えとなった。日経平均は前日に200日・25日移動平均線を突破しており、上昇相場入りの見方もあるが、現時点では売りが優勢となっている。

*09:11JST 日経平均は332円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は332円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの続伸で750円強の上昇となったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月6-7日開催分)が公表され、明晩には米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされる米個人消費支出(PCE)物価指数の10月分が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下しており、東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が38600円弱に位置する200日移動平均線を回復し、38600円台の25日線も上回ったことから、上昇相場に入りつつあるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

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