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米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け地政学リスクに警戒


21日の米国主要株価指数は堅調に推移し、NASDAQが反発、S&P500は続伸、ダウは連日上昇して取引を終えました。しかし、エヌビディアの決算発表後、一部の減速懸念からハイテク株はやや冴えない動きとなっています。フィラデルフィア連銀製造業景気指数の悪化で追加利下げ期待が強まりましたが、12月のFOMCで利下げ見送りの観測も広がっています。また、ウクライナ情勢による地政学的な不安が高まり、週末に向けて調整売りが出やすい状況です。今晩発表のPMIは改善が予想されており、買い材料となる可能性がありますが、半面、指数が堅調ならば売り材料となるリスクもあります。

*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け地政学リスクに警戒 (13時30分現在)

S&P500先物      5,967.50(-3.00)
ナスダック100先物  20,798.00(-31.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は8ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


21日の主要3指数は堅調。終盤の回復によりナスダックは反発、S&Pは続伸し、ダウは461ドル高の43870ドルと連日プラスで取引を終えた。20日引け後のエヌビディア決算は増収増益だったものの、一部の減速懸念により買戻しは想定内にとどまり、他のハイテクも冴えない値動きとなった。ただ、この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に悪化し、追加利下げへの根強い期待感が相場を押し上げた。


本日は伸び悩みか。エヌビディアの業績について見方は強弱分かれるが、ハイテクに買い戻されれば相場を押し上げる。また、今晩のPMIは製造業、サービス業とも改善が予想され、買い材料になりやすい。一方で、12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ見送りの観測が広がるなか、PMIが堅調なら売り材料にもなろう。また、ウクライナから攻撃を受けたロシアの反撃で不透明感が広がり、週末に向けて調整売りも出やすい。


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