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日経VI:大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる


21日に日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、前日比+2.73の26.15へ大幅上昇し、市場の警戒感を示しました。日経VIは株式市場の将来1か月間の変動を示す指標で、通常は株価と逆相関する傾向があります。この日は、米エヌビディアの決算発表を通過した安心感が漂う一方、株価が下落したことでボラティリティが高まり、VIは高値27.10、安値24.32を記録しました。日経225先物もマイナス圏で推移し、売りムードが広がり、投資家は警戒感を強めています。

*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+2.73(上昇率11.66%)の26.15と大幅に上昇した。なお、高値は27.10、安値は24.32。今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、取引開始後は売りに押され、日経225先物はマイナス圏での推移となった。市場では、警戒された米エヌビディアの決算発表を通過した安心感がある一方、今日は株価が下落したことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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