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日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和


19日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日比-1.47(低下率5.63%)の24.65に下がり、株式市場の警戒感が和らぎました。前日の米株式市場が高安まちまちだったこともあり、東京市場では買いが先行し、日経225先物も堅調に推移しました。市場は21日未明に発表される米半導体企業エヌビディアの決算に注目していましたが、取引開始後に先物が安定したことからボラティリティーの上昇を警戒するムードが抑えられました。日経VIは市場の期待する日経平均株価の1ヶ月間の変動を示す指数で、通常は株価と逆相関の傾向があります。

*16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-1.47(低下率5.63%)の24.65と低下した。なお、高値は25.88、安値は24.65。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちとなり、やや手掛かり材料となりにくい中、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日本時間21日未明に発表される米半導体エヌビディアの8-10月期決算への警戒感が意識されたが、今日は取引開始後に日経225先物が概ね底堅く推移したことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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