後場に注目すべき3つのポイント~円安が下支えも引き続き方向感に乏しい
14日の後場取引で注目すべき主なポイントは、日経平均株価が3日ぶりに反発し、円安による下支えがあるものの、方向感に欠けることです。日経平均は前日比39.36円高の38,761.02円で取引を終了しました。また、ドル・円は強含み、一時156円台に到達しましたが、その後はやや失速しました。個別銘柄では、ファーストリテイリングやファナックが値上がり寄与トップとなり、メルカリは投資ファンドの有力な保有情報で上昇しました。一方、大型公募増資を発表した関西電力は急落し、7&iホールディングスも非上場化提案を受けて小幅反落しました。午後の取引では、決算発表がピークを迎えるため、個別株の動きが活発になると見られています。
・日経平均は3日ぶりに反発、円安が下支えも引き続き方向感に乏しい
・ドル・円は強含み、正午前に156円台
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■日経平均は3日ぶりに反発、円安が下支えも引き続き方向感に乏しい
日経平均は3日ぶりに反発。前日比39.36円高(+0.10%)の38761.02円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。
13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.21ドル高の43958.19ドル、ナスダックは50.68ポイント安の19230.73で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想に一致したため安心感に買いが先行し、堅調に寄り付いた。同時に、CPIを受け12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まったため相場は上昇。ダウは終日堅調に推移したが、ナスダックは終盤にかけ失速し下落に転じ、終了した。
米国株は高安まちまちだったが、前日の大幅安の反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を回復する場面も見られたが、引き続き方向感には乏しく、買い一巡後は前日終値水準でのもみあいとなった。一方、ドルインデックスは23年11月1日以来の106.5水準まで上昇するなどドル独歩高の展開は継続。為替は1ドル155円90銭台まで円安ドル高が加速したことで、輸出関連銘柄の下支えとなった。
日経平均採用銘柄では、投資ファンドのオアシスが5%強保有したことが分かったことでメルカリ<4385>が上昇。証券会社によるポジティブなレポートを材料に三菱重<7011>や三井住友トラ<8309>が買われた。住友電工<5802>、古河電工<5801>など電線株の物色も続いた。このほか、クボタ<6326>、サッポロHD<2501>、富士通<6702>、パナHD<6752>、川崎重<7012>、ファナック<6954>などが買われた。
一方、大型公募増資を発表した関西電力<9503>が急落したほか、創業者などによる非上場化の提案を受けたと発表した7&iHD<3382>は小幅反落。24年7-9月期決算が携帯事業参入後初の営業黒字となった楽天グループ<4755>は買い一巡後にマイナス圏で推移。三越伊勢丹<3099>は、24年4-9月期業績は好調だったが、通期業績見通しを据え置いたことなどから材料出尽くし感が意識されて売られた。このほか、TOPPANホールディングス<7911>、住友ファーマ<4506>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>などがさえない。
業種別では、非鉄金属、卸売、機械、輸送用機器、倉庫・運輸関連などが上昇した一方、電気・ガス、石油・石炭、金属、陸運、小売などが下落した。
後場の東京市場は、トランプ次期政権への警戒感が引き続き強いことから、昨日同様、欧州投資家が参加し始める14時頃に日経平均が一段安となる可能性もあろう。一方、本日が決算発表のピーク日となることで個別物色の流れは活発となりそうだ。12時台には、高砂熱学工業<1969>、DIC<4631>、九州FG<7180>、13時台には、大王製紙<3880>、14時台には、東映<9605>、横浜ゴム<5101>、15時には、サンドラッグ<9989>、クレディセゾン<8253>、マクロミル<3978>、日本郵政<6178>、SMC<6273>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>、コンコルディア<7186>、曙ブレーキ<7238>、荏原製作所<6361>、T&Dホールディングス<8795>、アサヒ<2502>、マツキヨココ<3088>などが予定されている。
■ドル・円は強含み、正午前に156円台
14日午前の東京市場でドル・円は強含み、155円34銭から堅調地合いに。米10年債利回りの上昇基調でドル買いを強め、正午前に一時156円台に浮上した。その後は節目付近の売りに押され失速したが、日経平均株価のプラス圏で円売りがドルを支える。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円34銭から156円05銭、ユーロ・円は164円09銭から164円66銭、ユーロ・ドルは1.0547ドルから1.0568ドル。
■後場のチェック銘柄
・セーラー広告<2156>、アスア<246a>など、9銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・豪・10月:4.1%(予想:4.1%、9月:4.1%)
・豪・10月雇用者数増減:+1.59万人(予想:+2.50万人、9月:+6.41万人)
【要人発言】
・ブロック豪準備銀行総裁
「金利は十分に制限的な水準、インフレに確信が持てるまでその水準を維持」
<国内>
・特になし
<海外>
・アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議
<CS>
オールスター戦で史上初「スイングオフ」で決着!シュワバーが3球全て本塁打でナ・リーグ勝利
【西武】平沢大河が移籍後初ヒット 昇格即「2番二塁」で出場
【日本代表】森保一監督がE-1初連覇から帰国「Jリーグにはたくさん良い選手がいる」
小島瑠璃子が金髪姿で「愛するしーちゃんの結婚式」に出席「家庭にこどもと遊びに行かせてね」
キタムラ×ムーミンの本革バッグ&財布が数量限定で登場
大谷翔平、ア・リーグ最強左腕スクバルから安打「できれば対戦したくない」球宴で難敵攻略に笑顔
秋の訪れを告げる限定シリーズ「Utsuri〈ウツリ〉」登場
【中日】上林誠知がスタメン復帰 先発は高橋宏斗、鬼門を克服して甲子園で今季3勝目を狙う
小峠英二、プロポーズの言葉明かし照れ笑い 妻からの反応は「ジワる」 先月結婚を発表
雪肌精の新ベースメイクが登場!敏感肌も嬉しい軽やか仕上げに♡
オフショ公開のアンゴラ村長「標準体型」黒ビキニ姿に「リアリティすごい」「なんちゅー格好」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
坂上忍、宴席で26歳男性アイドルにガチ説教 一緒に聞いていた堀田真由も号泣 スタジオ騒然
岡田紗佳、自身の大学名確認され「本当です!これは!」と語気強める 伊東市長学歴疑惑巡り
有吉弘行が実名告白 7・5騒動で「どっか行っちまった」著名人に「帰ってきた?」痛烈ツッコミ
高知東生「仲間とずっと気にしてるんだけど…」 45歳女優の報道めぐり思い「後悔している」
舛添要一氏、ラーメン二郎「20分」騒動に私見「だんだん齢を重ねてくると…」
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
上白石萌音が行ってみたい国は… 「憧れ続けています。行った人で悪く言う人1人もいない」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
オールスターで珍事発生 9回まで同点で決着はホームラン競争へ、球場を後にしている選手も多数
43歳2児ママドルがバスタオル1枚で“衝撃”体重公開「ドキドキ」「これは…好き」夫は芸人
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
大谷翔平の打席中、バッテリーの会話が放送 大谷の中前打に「F●●●」「あ~」と嘆く
上田晋也、コンビ改名で戸惑い明かす「海砂利水魚もくりぃむしちゅーも好きじゃない」
「『グゴゴゴゴー』とものすごい音」 2人意識不明 福岡・建物崩壊
<1分で解説>参政党・神谷氏「職員に辞職勧告」露メディア出演巡り
日本に敗れた韓国のメディアは午後7時24分開始に不満「なぜ日本のテレビの時間に合わせるのか」

後場に注目すべき3つのポイント~一時36000円を割り込むが下げ幅を縮小
後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株下支えも上値の重い展開に
後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は値がさ半導体株が下支え
後場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算や円安進行で買い優勢の展開
後場に注目すべき3つのポイント~短期的な過熱感などが意識されて38000円台割れ
後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は半導体株が重しに
後場に注目すべき3つのポイント~トランプ関税で売り優勢の展開
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続落、ファーストリテが1銘柄で約122円分押し下げ
後場に注目すべき3つのポイント~戻り待ちの売りや円高進行が重石に
後場に注目すべき3つのポイント~円安を材料に先物主導の展開