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東証グロース市場250指数先物見通し:やや売り優勢の展開か


本日、東証グロース市場250指数先物は、若干の売り優勢が予想されています。理由として、前日の米国株市場でダウ平均が382.15ドル下落し、全体的な様子見ムードが広がったことがあり、新たな買い材料がない中で利益確定売りが先行しました。また、明日に控える米国の消費者物価指数(CPI)発表に対する警戒感もあり、投資家は慎重な姿勢を取っています。日本市場に特有の悪材料は見られないものの、薄商いのなかでの利益確定売りが進んでいます。夜間取引での東証グロース市場の指数先物は前営業日比で下落して終了し、上値は630pt、下値は610ptが目安とされています。

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:やや売り優勢の展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、やや売り優勢の展開を想定する。前日12日の米国市場のダウ平均は382.15ドル安の43,910.98ドル、ナスダックは17.36pt安の19,281.40ptで取引を終了した。過去最高値付近で様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。新たな買い材料がない中、一時的な高値達成感などに利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。その後も、景気見通し改善や利下げ観測の緩和を背景とした長期金利の上昇を警戒し、終日軟調に推移。明日に消費者物価指数(CPI)の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻り鈍く終了した。下落した米株市場と同様に、本日の東証グロース市場250指数先物は、やや売り優勢の展開を想定する。
日本株やグロース市場に固有の悪材料はないものの、直近は薄商いの中で値を戻してきたこともあり、短期資金が利益確定売りをしやすくなっている。米国株が最高値付近に位置しているため、今晩の米消費者物価指数(CPI)発表に対する警戒感も強く、買い手が様子見に回る可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の622ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは610ptとする。

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