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日経VI:上昇、株価大幅下落で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が1日、前日比0.28ポイント上昇の26.03を記録しました。これは、昨日の米株式市場の主要指数が下落した影響を受け、東京市場でも売りが先行した結果です。特に、今晩発表予定の10月の米雇用統計や来週の米大統領選が市場心理に影響を与え、日経225先物が下落して始まり、その後も戻りが鈍い展開が続きました。このため、投資家の間でボラティリティの高まりへの警戒感が強まり、VIの上昇傾向が続きました。日経VIは、市場が予想する日経平均の将来1か月間の価格変動を表し、通常、日経平均が急落すると上昇する傾向があります。

*16:05JST 日経VI:上昇、株価大幅下落で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比+0.28(上昇率0.28%)の26.03と上昇した。なお、高値は32.20、安値は26.03。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では今晩発表される10月の米雇用統計や来週の米大統領選が意識された。こうした中、今日は日経225先物が取引開始後も戻りの鈍い展開となったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは取引時間中は概ね昨日の水準を大幅に上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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