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日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が、19.53%上昇し30.78に達しました。これは市場での警戒感が強まっていることを示しています。背景には米国株式市場の主要指数の下落があり、これを受けて東京市場でも売りが先行し、日経225先物が下落して始まったためです。投資家は今晩発表予定の米雇用統計や、来週の米大統領選など、今後の重要なイベントに対する不安を抱えています。日経平均VIは通常、日経平均株価が急落する際に上昇し、相場が安定するとレンジに回帰する性質があります。

*14:09JST 日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+5.03(上昇率19.53%)の30.78と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は31.76、安値は29.97。

昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では今晩発表される10月の米雇用統計や来週の米大統領選が意識されている。こうした中、今日は日経225先物が取引開始後も戻りの鈍い展開となっていることもあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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