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個別銘柄戦略:日ゼオンやさくらなどに注目


米市場が高値を記録している中、東京市場では上方修正を発表した株が注目されています。特に日ゼオンは配当方針の変更と自社株取得枠の拡大を発表したことで注目されています。また、オンライン診療企業を子会社化するエキサイトHDや2件の特許を取得したインタートレも物色される見込みです。反対に、業績が伸び悩むスタンレー電や業績予想を下方修正したTOTOやマクニカHDなどは軟調な展開が見込まれています。

*09:17JST 個別銘柄戦略:日ゼオンやさくらなどに注目 昨日28日の米株式市場でNYダウは273.17ドル高の42,387.57、ナスダック総合指数は48.58pt高の18,567.19、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円安の38,605円。為替は1ドル=153.20-30円。今日の東京市場では、上期営業利益が12.95億円と9月に上方修正した11.00億円をさらに上回ったさくら<3778>、上期業績見込みを上方修正した丸大食<2288>、25年3月期業績予想を上方修正した東光高岳<6617>、配当方針の変更と配当予想の上方修正・自社株取得枠の拡大を発表した日ゼオン<4205>、東証スタンダードでは、25年3月期の経常利益・純利益・配当予想を上方修正した東陽倉<9306>、1株につき0.1株の創業30周年記念感謝特別株式無償割当てを発表したNEWART<7638>、オンライン診療企業を子会社化すると発表したエキサイトHD<5571>、2件の特許取得を発表したインタートレ<3747>などが物色されそうだ。一方、上期営業利益が36.4%増と第1四半期の2.6倍から増益率が縮小したスタンレー電<6923>、第3四半期累計の営業利益が11.0%減と上期の0.6%減から減益率が拡大したコクヨ<7984>、25年3月期売上高と純利益予想を下方修正したTOTO<5332>、発行済株式数の1.11%上限の自社株買いを発表したが25年3月期業績予想を下方修正したマクニカHD<3132>、25年3月期売上収益予想は上方修正だが営業利益と純利益予想を下方修正しLITALICO<7366>、東証スタンダードでは、上期営業利益が38.2%減となった田中化研<4080>、25年3月期業績予想を下方修正したフジオーゼ<7299>、OCHI・HD<3166>などは軟調な展開が想定される。 <CS>
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