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日経平均VIは大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が19.10%上昇し、33.11を記録しました。これは投資家が市場変動の拡大を懸念していることを示しています。昨日の米株式市場の下落に影響され、東京市場でも売り圧力が増大し、日経225先物が下落して始まりました。投資家は27日に迫る衆院選や11月5日の米大統領選挙に対する警戒感を強めており、積極的な買い戻しが抑制されています。これにより、日経VIは昨日の水準を上回って推移しています。日経平均VIは日経平均株価の将来1か月間のボラティリティを示し、通常は株価と逆相関する傾向があります。

*14:05JST 日経平均VIは大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時現在、前日比+5.31(上昇率19.10%)の33.11と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は33.62、安値は32.30。

昨日の米株式市場でダウ平均が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では明後日27日に投開票が行われる衆院選や11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感が継続し、積極的な買い戻しは見送られ、日経225先物は取引開始後も軟調な展開となっている。こうした状況から市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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