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米国株見通し:底堅い値動きか、軟着陸期待で買戻しもで買戻しも


米国の株式市場は小幅安で始まりそうだが、底堅い動きが期待されている。24日にはナスダックとS&Pが上昇し、ダウも下げ幅が縮小。ティスラの良好な業績がハイテクへの買い戻しを刺激した。一方で、米連邦準備制度の大幅な利下げへの期待は後退し、買いの勢いを抑える要因にもなる。市場は米国経済の軟着陸を期待しており、割安銘柄には買いが入りやすい。長期金利の高止まりが続く中、週末にかけて利益確定や持ち高調整の売りが強まる可能性がある。また、イスラエルとイランの緊張が高まる中、株価が高値圏で推移することも影響を及ぼすかもしれない。

*13:53JST 米国株見通し:底堅い値動きか、軟着陸期待で買戻しもで買戻しも (13時30分現在)

S&P500先物      5,845.50(-3.50)
ナスダック100先物  20,369.00(-11.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は27ドル安。米金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


24日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは終盤に上げ幅を拡大、ダウは下げ幅縮小も140ドル安の42374ドルと4日続落で取引を終えた。IBMの決算発表は市場の期待を下回ったものの、テスラの好業績を手がかりにハイテクへの買戻しが強まった。一方、この日のPMIや新規失業保険申請件数の改善は長期金利の高止まりを支えた半面、足元の経済指標は良好な景況感を反映しているとの見方が買いにつながった。


本日は底堅い値動きか。連邦準備制度理事会(FRB)の追加的な大幅利下げへの期待は後退しており、引き続き積極的な買いを抑える見通し。「トランプ相場」の継続で、長期金利の高止まりなら売りが強まる可能性があろう。一方、イスラエルとイランの緊張が高まるなか指数は高値圏で推移しており、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが強まる可能性もある。半面、国内経済の軟着陸が期待され、割安銘柄には買いが入りやすい。


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