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日経VI:前日比変わらず、取引時間中は警戒感継続


24日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日と同じ27.80で変動はありませんでした。東京市場は米株の下落を受けて売りが先行し、日経225先物は下降スタート。しかし、国内の政治的不透明感や11月の米大統領選挙をめぐる警戒感から、取引中はボラティリティが高まる懸念が強まりました。特に日経225先物はしばらく底堅く推移したものの、市場の警戒ムードは続きました。日経平均VIは将来の市場変動を予測する指標で、日経平均の急落時に急上昇し、その後20から30の範囲に戻る傾向があります。

*16:05JST 日経VI:前日比変わらず、取引時間中は警戒感継続 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比±0.00(変化率0.00%)の27.80と前日と同値だった。なお、高値は33.48、安値は27.80。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では引き続き27日投開票の衆院選を絡め、国内政治の不透明感が意識されていることに加え、11月5日投開票の米大統領選挙も警戒された。こうした状況の中、今日は日経225先物が取引開始後は底堅く推移する時間帯も長かったが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。日経VIは取引時間中は昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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