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米国株見通し:下げ渋りか、緩和的な政策に期待も


*13:56JST 米国株見通し:下げ渋りか、緩和的な政策に期待も (13時20分現在)

S&P500先物      5,490.25(+13.25)
ナスダック100先物  19,209.50(+94.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は78ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


14日の主要3指数は続伸。ナスダックとS&Pは底堅く推移し5日連続でプラスを確保、ダウは242ドル高の40008ドルと2週間ぶりに40000円台を回復した。13日の生産者物価指数(PPI)に続き消費者物価指数(CPI)も鈍化が示され、連邦準備制度理事会(FRB)の9月の大幅利下げを期待した買いが先行。長期金利の低下を手がかりに、ハイテク選好地合いとなり相場を押し上げた。また、金融や消費も堅調で指数に寄与した。


本日は下げ渋りか。今晩発表の小売売上高は前回から改善が予想されるものの、NY連銀製造業景気指数はマイナス圏、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は失速が予想される。景気減速が懸念されるなか、ネガティブな材料に反応し今晩は売り先行の見通し。このところの続伸でやや過熱感もあり、調整売りも出やすい。ただ、FRBの緩和的政策が期待され、売りづらい面も。一方、ウォルマートの決算発表も取引の手がかりになろう。



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