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NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は143円31銭から143円84銭で推移


*02:00JST NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は143円31銭から143円84銭で推移  20日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、143円31銭へ下落後、143円84銭まで上昇した。英・11月消費者物価指数の予想以上の伸び鈍化を受けた米金利低下にともないドル売りが先行。その後、米・12月消費者信頼感指数の大幅改善や11月中古住宅販売件数の予想上振れを受けた金利反発により、ドル買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.0936ドルから1.0976ドルまで上昇。ユーロ・円は157円01銭から157円73銭まで上昇した。ユーロ圏・12月消費者信頼感指数の改善やオランダ中銀総裁のタカ派的な発言がユーロ買いにつながったとみられる。

 ポンド・ドルは1.2637ドルから1.2681ドルまで上昇。英中銀の利下げ観測によるポンド売りは一巡し、買い戻しが優勢になったもよう。ドル・スイスフランは0.8651フランから0.8605フランまで下落した。

【経済指標】
・米・12月消費者信頼感指数:110.7(予想:104.5、11月:101.0←102.0)
・米・11月中古住宅販売件数:382万戸(予想378戸、10月:379万戸)
・米・7-9月期経常収支:-2003億ドル(予想:-1960億ドル、4-6月期:-2168億ドル←-2121億ドル)
・ユーロ圏・12月消費者信頼感指数速報値:-15.1(予想:-16.3、11月:-16.9)

【要人発言】
・クノット・オランダ中銀総裁
「欧州中央銀行(ECB)、来年上半期に利下げを行う可能性は低い」
「わたしは利下げを急がないだろう」
「追加利上げを完全に排除することはまだしない」

<KK>
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