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米国株見通し:伸び悩みか、過熱感で買い一服も


*13:51JST 米国株見通し:伸び悩みか、過熱感で買い一服も (13時30分現在)

S&P500先物      4,702.25(+5.00)
ナスダック100先物  16,599.50(+24.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


12日の主要3指数は4日続伸。ナスダックは強含み、ダウは173ドル高の36577ドルと昨年1月以来の高値圏に浮上した。この日発表された消費者物価指数(CPI)は総合の前月比が予想を上回り、総合の前年比、コア指数の前月比と前年比はいずれも予想と一致。インフレ鈍化の見方は分かれたが、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測はやや後退し売りに押される展開となった。半面、金利高抑制で買戻しが相場を支えた。


本日は伸び悩みか。焦点の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが見込まれる。目先の政策運営については中立的な見解が予想される。ただ、当局者による金利見通しがは前回9月から低下すれば、利下げへの期待は継続しそうだ。投資家心理は良好で、買いが入りやすい。一方、今晩の生産者物価指数(PPI)はまちまちとなり、利下げの思惑を弱める可能性もあろう。相場に過熱感も指摘され買い一服なら失速とみる。


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