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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりでもFOMCを見極め


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりでもFOMCを見極め 12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が高止まりなら、金利高・ドル高に振れやすい。ただ、本日から開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めるムードで、ドルの上昇は限定的となりそうだ。

前日は強い米雇用統計を消化し、早期利下げ観測後退により長期金利は底堅く、ドル売りは縮小した。ユーロ・ドルは1.07ドル後半から1.07ドル前半に軟化、ドル・円は146円半ばから146円付近まで下落後、再び146円半ばに戻した。日銀の緩和修正への観測は弱まり、円売り優勢の場面もあった。本日アジア市場は米10年債利回りの低下を受け、ドル売り先行。ドル・円は145円半ばに下落も、押し目買いが支えた。

この後の海外市場は米インフレ指標が焦点。CPIは総合が市場予想に沿って前回から伸びが鈍化すれば、金利安・ドル安に振れやすい。ただ、コア指数が前回からほぼ横ばいとなれば、インフレ高止まりによる現行政策の長期化をにらんだ金利高・株安の可能性も。もっとも、本日から開催されるFOMCの討議や当局者の金利見通しなどを見極めるムードとなろう。また、日銀の政策維持をにらみ、円は買いづらい地合いとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 独・12月ZEW景気期待指数(予想:8.0、11月:9.8)
・22:30 米・11月消費者物価指数(前年比予想:+3.1%、10月:+3.2%)
・03:00 米財務省・30年債入札
・04:00 米・11月財政収支(予想:-3011億ドル、22年11月:-2485.35億ドル)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、13日まで)

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