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米国株見通し:伸び悩みか、FRB当局者の見解を材料視


*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、FRB当局者の見解を材料視 (13時30分現在)

S&P500先物      4,392.00(-4.00)
ナスダック100先物  15,354.00(-20.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。長期金利は下げ止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


7日の主要3指数は小幅高。買い一巡後は伸び悩んだもののナスダックは8日続伸、ダウは56ドル高の34152ドルと7日連続で上値を伸ばした。前週に発表されたインフレ関連指標は伸びが鈍化し、12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きを見込んだ金利安でハイテク買いが優勢に。一方で、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締め継続に前向きな見解も聞かれ、調整含みの売りが相場の重石となった。


本日は伸び悩みか。FRB当局者のインフレ対応は強弱分かれ、タカ派姿勢を弱めれば買い継続の見通し。パウエル議長は前週のFOMC後の記者会見でインフレ率を目標水準に低下させる姿勢を堅持しながらも、一定の利上げ効果を認め今後の経済指標に応じ政策を決定する従来方針を強調した。同様の見解なら買い安心感で相場は上昇基調を維持しよう。ただ、利益確定売りも出やすく、エネルギー関連が弱含めば指数を下押ししよう。



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