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欧米為替見通し:「ドル・円は伸び悩みか、米引き締め長期化観測も節目の水準を意識」


*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は伸び悩みか、米引き締め長期化観測も節目の水準を意識」 18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。堅調さが目立つ米経済指標を背景に連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化をにらんだドル買いが入りやすい。ただ、節目の150円付近では売りが観測され上値は抑えられそうだ。

前日発表された予想外に堅調な米小売売上高は金融引き締め政策を後押しし、長期金利を押し上げた。同時にNY株式市場が持ち直すとリスクオンのドル売りが優勢となり、ユーロ・ドルは1.06ドル付近に浮上。ドル・円は日銀関連報道で一時円高に押されたが、米株高による円安でドル・円は149円80銭台と最近の高値付近で伸び悩んだ。本日アジア市場は中国経済指標を受けややリスク選好ムードで円買いは縮小した。

この後の海外市場は上値の重さが意識されそうだ。足元の米国の経済指標や企業業績は強さが目立ち、FRBの引き締め長期化方針を正当化。それにより金利高が維持されれば、ドル買い基調に変わりはないだろう。ただ、今月3日にドル・円が150円を上抜けると円は急伸。目先も同水準に接近するほどドル買い・円売りは弱まる見通し。また、日銀の緩和修正に向けた政策スタンスが警戒され、一段の円売りを抑えるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・9月消費者物価指数改定値(前年比予想:+4.3%、速報値:+4.3%)
・21:30 米・9月住宅着工件数(予想:139.0万戸、8月:128.3万戸)
・21:30 米・9月住宅建設許可件数(予想:145.0万戸、8月:154.1万戸)
・01:00 ウォラー米FRB理事講演(経済見通し、ロンドン)
・01:30 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加
・02:00 ボウマン米FRB理事開会あいさつ(FEDリッスンズイベント)
・02:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁あいさつ・講演(FEDリッスンズイベント)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・04:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(労働関連)
・07:55 クック米FRB理事講演(FRBの任務関連)


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