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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米国経済に回復期待も金利据え置きの観測で


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米国経済に回復期待も金利据え置きの観測で 15日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米経済指標が堅調なら、回復期待のドル買いに振れやすい地合いが続く。ただ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きが見込まれ、ドル買いは小幅にとどまるとみる。

欧州中銀(ECB)は14日、理事会で政策金利の0.25%引き上げを決定したが、利上げ終了の観測からユーロ売り優勢の展開となった。一方、米経済指標は強弱まちまちとなり、過度な米金利高・ドル高を抑制。ユーロ・ドルは1.0630ドル台に弱含み、ドル・円は147円50銭台への上昇を阻止された。本日アジア市場は中国の堅調な経済指標でリスク回避ムードは後退し、安全通貨売りによりドル・円は底堅く推移した。

この後の海外市場は米国の景況感が注目される。今週発表された米インフレ指標で物価の高止まりが示され、今晩のNY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が堅調な内容なら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しする。ただ、来週のFOMCでの政策金利据え置きの見方に変わりはなく、強いドル買いは入りづらい。また、日銀金融政策決定会合に向け、緩和修正への思惑で円売りは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・7月貿易収支(6月:+230億ユーロ)
・21:30 米・9月NY連銀製造業景気指数(予想:-10.0、8月:-19.0)
・21:30 米・8月輸入物価指数(前月比予想:+0.3%、7月:+0.4%)
・22:15 米・8月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、7月:+1.0%)
・22:15 米・8月設備稼働率(予想:79.3%、7月:79.3%)
・23:00 米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:69.0、8月:69.5)


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