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NY株式:米国株式市場はまちまち、ハイテクの押し目買いが下支え


*07:09JST NY株式:米国株式市場はまちまち、ハイテクの押し目買いが下支え ダウ平均は4.81ドル安の33,946.71ドル、ナスダックは128.41ポイント高の13,630.61で取引を終了した。

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目の議会証言で年内2回の追加利上げが適切になる可能性を繰り返し、寄り付き後は下落。一方、根強い人工知能(AI)技術革新への期待感からハイテクの押し目買いが強まり、ナスダック総合指数は終日堅調に推移、終盤にかけて上げ幅を拡大した。ダウ平均もハイテク株高に支えられて下げ幅を縮小し、まちまちで終了。セクター別では小売りや自動車・自動車部品が上昇した一方で、銀行が下落。

オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はクラウドサービスにおけるAI技術投資を明らかにしたほか、アナリストが同社のクラウドや広告ビジネスが業績を押し上げると買い推奨を再確認したため買われた。家庭用品小売りのオーバーストック・ドット・コム(OSTK)は入札で破綻した同業ベッド・アンド・バス・ビヨンド(BBBY)のデジタル資産や知的財産を勝ち取ったことで上昇。

一方、航空機メーカーのボーイング(BA)は部品供給会社のスピリット・エアロシステムズ(SPR)が従業員のストライキによりカンザス工場での生産を中断したことが業績に影響するとの懸念で下落。スピリット・エアロシステムズ(SPR)も下落。レストランチェーンを運営するダーデンレストランツ(DRI)は四半期決算で1株利益が予想を上回ったものの、2024年の見通しが冴えず売られた。地銀のフィフス・サード・バンク(FITB)やザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)はパウエルFRB議長が議会証言で居住・商業不動産などのポートフォリオが大きい同セクターに懸念を表明、さらなる混乱の可能性や規制強化などの可能性が警戒され、下落した。

ボウマンFRB理事はインフレ抑制のために追加利上げが必要との考えを示した。

(Horiko Capital Management LLC)

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