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米国株見通し:弱含みか、FRB当局者のタカ派姿勢で


*13:39JST 米国株見通し:弱含みか、FRB当局者のタカ派姿勢で (13時30分現在)

S&P500先物      4,466.25(-5.00)
ナスダック100先物  15,348.50(-25.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は20ドル安。長期金利は持ち直し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


15日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは6日続伸、ダウは上げ幅を拡大し、428ドル高の34408ドルと2日ぶりにプラスへ浮上した。この日の経済指標は小売売上高の強い内容を受け、旺盛な消費が好感された。半面、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数の低調ぶりが目立ち、景気への影響が懸念された。一方、金融引き締めへの警戒はいったん後退し、金利安を背景としたハイテクへの買いが相場を支えた。


本日は弱含みか。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は据え置かれたが、年内回の利上げの可能性が示された。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は会合後の記者会見で引き続きインフレ抑止に意欲をみせたものの、次回7月の利上げについて明言しておらず、目先の経済指標が注視される。今晩のミシガン大学消費者信頼感は期待インフレ率の上昇が予想されており、FRB当局者のタカ派的な見解が売りを強める展開に警戒したい。


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