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12月5日のNY為替概況


 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円00銭から136円70銭まで上昇し引けた。米10月製造業受注や11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったほか、米11月ISM非製造業景況指数が悪化予想に反して改善、さらに、ウォールストリート・ジャーナル紙のFedウォッチャーが利上げ減速も、賃金の上昇でFRBが来年も利上げを継続し、現在織り込まれている以上に金利を引き上げる可能性に言及したため長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.0595ドルまで上昇後、1.0491ドルまで下落し引けた。マクルーフ・アイルランド中銀総裁が12月理事会での0.5%の利上げの可能性が強いが、0.75%の利上げの可能性も除外せず一時ユーロ買いが強まった。その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。

ユーロ・円は143円00銭から143円62銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2320ドルから1.2164ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9340フランから0.9428フランまで上昇した。

  [経済指標]・米・10月製造業受注:前月比+1.0%(予想:+0.7%、9月:+0.3%)・米・11月ISM非製造業景況指数:56.5(予想:53.5、10月:54.4)・米・11月サービス業PMI改定値:46,2(予想:46.1、速報値:46.1)・米・11月総合PMI改定値:46,4(予想46.3、速報値:46.3)・米・10月耐久財受注改定値:前月比+1.1%(速報値:+1.0%)・米・10月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.5%(速報値:+0.5%)・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.5%(速報値:+1.3%)

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