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NY為替:米利上げペース減速の思惑や日銀円買い介入報道でドル・円は一時146円台前半まで急落


21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、151円95銭まで上昇後、一時146円23銭まで反落し、147円27銭で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が23年に政策金利を5%まで引き上げることを織り込み10年債利回りが15年ぶり高水準となるなど長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、日本銀行が円安是正の介入を実施したとの報道で円の買戻しが加速した。加えて、ウォールストリート・ジャーナル紙が、FRBが11月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げ後、利上げペース減速させる可能性などを報じ、さらに、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁も「より小幅な利上げを計画し始めるべき」と、発言しため長期金利が低下に転じドル売り戻しも加速した。

ユーロ・ドルは0.9705ドルまで下落後、0.9869ドルまで反発し、0.9764ドルで引けた。ユーロ・円は148円40銭まで上昇後、144円13銭まで反落。ポンド・ドルは1.1061ドルまで下落後、1.1307ドルドルまで反発。ドル・スイスは1.0148フランまで上昇後、0.9962フランまで反落した。
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