暗号資産交換所Zaif、「暗号資産FX」サービスリリースを発表

暗号資産（仮想通貨）交換所のZaifは22日、「暗号資産FX」のサービスリリースを発表した。同社は、7月25日に「暗号資産FX」サービスリリースに向けて準備中であることを発表していた。

「暗号資産FX」では、暗号資産を対象とした差金決済取引を実施可能となる。最大2倍のレバレッジをかけて取引を行うことができるため、少額の資金（証拠金）を原資として大きな金額の取引を行うことができる。また、売りからも相場にエントリーができるため、下落相場でも収益を狙う取引が可能なサービスとなっている。ただ、暗号資産相場は他の金融商品などに比べて高い変動率が特徴で、暗号資産FXは急激な価格変動により証拠金の額を超えてユーザーに損失が生じる可能性もある。

Zaifの暗号資産FXサービスで提供予定の暗号資産ペアは、BTC／JPY、ETH／JPYとなっている。同サービスは2022年8月24日にリリース予定で、「暗号資産FX」をリリースするにあたり、キャンペーンの実施やサービスの充実を予定している。

Zaifは3月に国内で初となる暗号資産コスプレトークン（COT）の取扱いを開始、「Zaifコイン積立」のリニューアルリリースを実施した。また、6月には暗号資産取引を自動で行ってくれるサービス「自動売買おてがるトレード」をリリースしている。さらに、8月にはポルカドット（DOT）の取り扱いを開始、今後はSkeb Coin（スケブコイン）のIEO実施を検討している。新サービスリリースやIEO実施の検討、新規通貨上場など、投資家向けにサービスを充実させている同取引所の今後の動向にさらなる注目が集まりそうだ。

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