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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米FOMC議事要旨を好感も高値警戒感


6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はタカ派的な内容とみられ、金利先高観からドル買い基調継続の見通し。ただ、124円台では高値警戒感により利益確定売りが上値を抑えそうだ。

前日は複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が引き締めに前向きな見解を示し、米金利高を手がかりとしたドル買い基調に振れた。特に、バイデン政権に近いブレイナードFRB理事は5月のFOMCでの利上げのほか、バランスシート縮小の開始に踏み込み、インフレ対応を強力に後押しする方針を示している。それを受けたドル買い基調は本日アジア市場でも受け継がれ、ドル・円は朝方からしっかりの値動きで124円付近に値を上げた。

この後の海外市場もドルは上昇基調を維持しそうだ。今晩は3月15-16日に開催されたFOMCの議事要旨が焦点。ブレイナード氏が指摘したバランスシート縮小論議を裏付ける内容なら、米金利高・ドル高が進む見通し。一方、黒田日銀総裁による前日の為替に関する発言は「悪い円安」を抑制できず、引き続き主要通貨の押し上げ要因となっている。ただ、ドル・円は124円台では日本政府からのけん制が予想され、一段の上昇は抑制されるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・3月建設業PMI(予想:58.0、2月:59.1)
・18:00 ユーロ圏・2月生産者物価指数(前年比予想:+31.7%、1月:+30.6%)
・22:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁オンライン討論会参加(経済見通し)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月15-16日会合分)


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