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大阪金概況:下落、米労働市場の回復やインフレ警戒感の後退など反映


大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7560円(前日日中取引終値↓40円)

・推移レンジ:高値7573円-安値7538円

4日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落した。先週末に発表された3月の米雇用統計が労働市場の回復を示す内容だったことから、米経済への楽観ムードが広がり、安全資産とされる金に資金が向かいにくくなった。また、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が石油備蓄を協調放出する方針を決めたことから先週末の海外市場で原油価格が続落したことを受け、過度なインフレ警戒感が後退し、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要も縮小した。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となった。

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