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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米タカ派観測一服も正常化期待は継続


2日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者はタカ派姿勢を弱め、積極的なドルは買いづらい見通し。ただ、金融正常化への思惑は継続し、ドルは売りづらい展開となりそうだ。

FRB当局者からは早期利上げが言及される半面、政策金利に関する想定を超えた引き上げの回数や幅に慎重な発言が相次ぎ、金融引き締め加速への警戒が弱まっている。前日の取引で米10年債利回りの過度な上昇は抑制され、ユーロ・ドルは1.1280ドル付近に浮上、ドル・円は114円半ばに失速した。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、ドル売り基調が続く。一方で欧米の株価が持ち直し、円売りが観測される。

この後の海外市場では、主要中銀の金融政策がテーマ。本日から開催される英中銀金融政策委員会(MPC)では追加利上げが予想されるほか、明日の欧州中銀(ECB)でも引き締めに思惑が広がりやすい。他方、前日の米ISM製造業雇用指数は強い内容となったが、今晩の米ADP雇用統計は前回から大幅減が見込まれ、積極的なドル買いは入りにくい。とはいえ、市場はFRBの金融正常化に向けドルは下げづらく、根強い買いが下支えしよう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・1月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.4%、12月:+5.0%)
・22:15 米・1月ADP雇用統計(予想:+18.4万人、12月:+80.7万人)
・OPECプラス閣僚級会合
・旧正月休場:中国(6日まで)、香港(3日まで)

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