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日経VI:低下、株価堅調で警戒感は緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-1.84pt(低下率6.80%)の25.22ptと低下した。なお、高値は27.90pt、安値は25.21pt。市場では、緊張が続くウクライナ情勢や国内での新型コロナ感染拡大などが懸念材料となる一方、米金融政策を巡る市場の波乱は収束しつつあるとの見方もあり、市場心理は片方に傾きにくく、株価の上げ下げで市場心理が振れやすくなっている。そうした中、今日の東京株式市場は取引開始後の売り一巡後は日経225先物が概ね底堅く推移し、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、日経VIは取引開始後は低下幅を広げる動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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