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NY為替:ドル強含み、米量的緩和策の早期縮小の可能性残る


22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円50銭から109円90銭まで上昇して、109円81銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利、量的緩和(QE)を据え置いたため、ドルは伸び悩んだ。ただ、声明で経済は引き続き強まっており、すみやかに資産購入ペースの減速が正当化される可能性が指摘されたほか、パウエルFRB議長が会見で、雇用統計など経済指標が妥当な結果となった場合、11月の資産購入縮小開始も除外しない見方を示したため、ドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.1755ドルまで上昇後、1.1685ドルまで下落して1.1688ドルで引けた。ユーロ圏9月消費者信頼感指数速報値が8月から低下予想に反して上昇し6月以来の高水準となったためユーロ買いが強まった。その後、FRBの早期の資産購入縮小観測に伴うドル売りに下落。ユーロ・円は128円77銭まで上昇後、128円34銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3689ドルまで上昇後、1.3610ドルまで下落。ドル・スイスは0.9216フランから0.9273フランまで上昇した。

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