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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め観測継続も材料難でドル買い縮小


13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測で、金利高を手がかりとしたドル買いは継続の見通し。ただ、ドルへの強い買い材料が乏しく、上昇は小幅にとどまりそうだ。

今週発表された米インフレ指標のうち消費者物価指数(CPI)は一部が予想を下回ったが、おおむね高水準を維持。また前日の生産者物価指数(PPI)は強い内容となり、FRBの引き締め観測が米10年債利回りを押し上げた。この日の取引でユーロ・ドルは1.17ドル前半に軟化し、ドル・円は110円前半から半ばを維持している。本日アジア市場でもドル売りは抑制されており、ドル・円は110円台前半で下げづらい値動きが目立つ。

この後の海外市場では、具体的な手がかりが乏しいなか米経済指標がやや注目されそうだ。今晩発表の輸入物価指数は前回から鈍化が予想されるほか、ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は前回から横ばいとみられ、正常化期待は一服の見通し。ただ、いずれも金融政策への影響は限定的とみられ、米長期金利の上昇が抑えられれば一段のドル買いは入りづらい。NY株式市場の強気相場で円売りに振れやすいものの、ドルの上昇は小幅とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・6月貿易収支(5月:+75億ユーロ)
・21:30 米・7月輸入物価指数(前月比予想:+0.6%、6月:+1.0%)
・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:81.2、7月:81.2)

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