10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円80銭まで上昇後、109円31銭まで下落し、109円32銭で引けた。米国の5月消費者物価指数の予想を上回る伸び拡大、週次新規失業保険申請件数の一段の減少を受けて、ドル買いが先行。その後、今週の国債入札を順調に終えて10年債利回りが1.43%台まで低下し、ドル売りになった。

 ユーロ・ドルは1.2144ドルから1.2195ドルで上下し、1.2176ドルで引けた。ユーロ・円は133円76銭まで上昇後、133円04銭まで下落した。欧州中央銀行(ECB)の成長率やインフレ率の予測引き上げでユーロ買い、ラガルドECB総裁の量的緩和縮小の議論は尚早との発言でユーロ売りになった。

 ポンド・ドルは1.4086ドルまで下落後、1.4178ドルまで上昇。前日のブレグジットをめぐる懸念はいったん後退し、ポンドの買い戻しが目立ったもよう。ドル・スイスフランは0.8991フランまで上昇後、0.8941フランまで下落した。

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情報提供元 : FISCO
記事名:「 NY為替:米物価・雇用指標受けドル買い後、長期金利低下で売り