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今日の為替市場ポイント:米国株安を意識してドル買い抑制も


18日のドル・円は、東京市場では109円28銭から108円94銭まで下落。欧米市場では、109円07銭まで買われた後、108円84銭まで下落し、108円89銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に108円台後半で推移か。米国株安を意識してリスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。

18日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して弱含みとなった。インフレが急速に進行するとの懸念が弱まり、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が大幅に後退したことがドル売りにつながった。一部の市場関係者はイエレン財務長官が増税の必要性について言及したこともドル売り材料になったと指摘している。米国のインフレ進行については、製造業PMIなどの指標で支払価格の大幅な上昇が観測されており、物価上昇の要因となっている。

クラリダFRB副議長は、「インフレ見通しに上昇圧力がかかる恐れがあるとデータで示された場合、FRBは対応する」と述べているが、そのような状態が長く続くのか、現時点で見極めることは難しい。FRBはインフレ率の上昇は一時的との判断を変えていないようだが、経済情勢は今後大きく変わる可能性があるため、金融当局者のインフレ見通しについては予断を許さない状況が続くとみられる。

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