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日経VI:上昇、午後は株価下げ渋り過度な警戒感は緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+0.70pt(上昇率2.70%)の26.61ptと上昇した。なお、高値は29.34pt、安値は26.09pt。昨日の米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。昨日の海外市場で上昇した米長期金利は、東京市場の取引時間中も高水準で推移し、午前は日経225先物は下げ幅を拡大。日経VIは上昇幅を広げた。しかし、午後は日経225先物が下げ渋り、過度な警戒感がやや緩和し、日経VIは上昇幅を縮小する動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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