20日の米国長期債相場は強含み。米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は20日、「新型コロナウイルスの流行や財政支援の欠如が短期的なリスクになる」との見方を伝えたことや、米国株安を意識した買いが入ったようだ。「米製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請」と報じられたが、株式・債券市場で目立った反応は確認されなかった。新型コロナウイルスの感染再拡大によって、10-12月期の米国経済はマイナス成長になるとの見方が広がっており、長期債などの利回り水準を押し下げている。10年債利回りは0.849%近辺まで上昇した後、取引終了時点にかけて0.819%近辺まで低下した。

イールドカーブはフラットニング気配で推移。2年−10年は+66.50bp近辺、2年−30年は+136.30bp近辺で引けた。2年債利回りは0.16%(前日比:-1bp)、10年債利回りは0.82%(同比:-2bp)、20年債利回りは、1.32%(前日比:-4bp)、30年債利回りは、1.51%(同比:-5bp)で取引を終えた。

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:米長期債相場は強含み、米国株安を意識した買いが入る