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NY株式:NYダウ139ドル高、7-9月期GDPを好感


米国株式相場は反発。ダウ平均は139.16ドル高の26659.11ドル、ナスダックは180.73ポイント高の11185.59ポイントで取引を終了した。原油価格の下落を警戒し寄り付き後に下落した。しかし、7-9月期GDP速報値が4-6月期の過去最大の落ちこみから予想以上の回復を示し過去最大の伸びを記録したほか、週次新規失業保険申請件数も予想以上に減少し回復期待が広がったことに加え、新型コロナウイルスの治療薬やワクチン開発期待から上昇に転じた。引け後に予定されている主要ハイテク決算への期待も高く堅調に推移した。セクター別では、メディア・娯楽が大きく上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落

自動車メーカーのフォード(F)はパンデミック下でトラックの売り上げが急増し四半期決算が予想を上振れ、上昇した。ソーシャル・ネットワーキングのピンタレスト(PINS)はオンライン広告の売り上げ増が奏功し第3四半期決算が予想を上回り急伸。同業のフェイスブック(FB)も決算への期待感に上昇した。衣料品のタペストリー(TRP)はオンライン売り上げ急増で第3四半期決算が予想を上回り上昇。動画配信のネットフリックスは月額料金の値上げを発表し上昇した。半導体のマーベルテクノロジー(MRVL)は同業のInphi(IPHI)買収を発表し下落。

石油会社のエクソン(XOM)は1株当たり87セントの配当を据え置いた。配当の据え置きは1982年以来初めて。同時に、今後数年間に全従業員の15%近く削減する計画を発表した。

Horiko Capital Management LLC



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