16日の米国長期債相場は弱含み。米商務省がこの日発表した9月小売売上高は、前月比+1.9%と、市場予想を上回ったことや、2020年会計年度の米財政赤字は3兆ドルを上回るとの発表を受けて、主に10年以降の年限で利回り水準の上昇が観測された。イールドカーブはスティープニング気配で推移。米財務省によると、新型コロナウイルス対策によって歳出は前年度比+2.105兆ドルの6兆5500億ドルに達した。10年債利回りは、一時0.756%近辺まで上昇した後、0.719%近辺まで反落したが、取引終了時点にかけて0.746%近辺まで戻した。

イールドカーブは、ややスティープニング気配で推移。2年−10年は+60.30bp近辺、2年−30年は+138.80bp近辺で引けた。2年債利回りは0.14%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.74%(同比:+1p)、20年債利回りは、1.29%(前日比:+1bp)、30年債利回りは1.53%(同比:+2bp)で取引を終えた。

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:弱含み、2020会計年度の財政赤字は大幅増