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個別銘柄戦略:イオンFSや商船三井に注目


8日の米国市場では、NYダウが122.05ドル高の28425.51、ナスダック総合指数が56.38pt高の11420.98と上げ、シカゴ日経225先物が大阪日中比15円安の23615と小幅安。8日早朝の為替は1ドル=106円00-10銭(昨日大引け時は105.97円付近)。本日の東京市場では、追加経済対策への期待で買われた米国市場の強地合いを引き継ぐ形でソニー<6758>、トヨタ<7203>など大型輸出銘柄の値上がりが予想される。日本株ADR(米国預託証券)が3%超の大幅高で返ってきた武田<4502>、2021年2月の業績予想を上方修正した7&IーHD<3382>にも買いが向かおう。台風14号の日本列島への接近を材料にDCM<3050>などホームセンター株への思惑的な買いも予想される。反面、米長期金利の小幅低下からメガバンク株は方向性が定まりにくく、政府主導で料金引き下げに向けた動きが進んでいるため、NTT<9432>、KDDI<9433>はさえない動きを強いられよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたネクステージ<3186>、東急不HD<3289>、シップHD<3360>、イオンフィナンシャルサービス<8570>、菱地所<8802>、商船三井
<9104>などに注目。

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