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日経VI:小幅に低下、市場心理改善も警戒感継続し低下幅は限定的


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-0.06pt(下落率0.28%)の21.58ptと小幅に低下した。なお、高値は21.58pt、安値は20.96pt。昨日の米国株高を受け今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。新型コロナワクチン開発進展やワクチン実用化による経済正常化期待が株価下支え要因となった。一方、米中対立激化に対する警戒感は継続し、また、急伸した株価に対する急反落へ備える向きもあり、日経225先物の上げ幅に対して日経VIの低下幅は限定的だった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。



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