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全般こう着の中、個人主体の資金は中小型株にシフト【クロージング】


5日の日経平均は反落。58.81円安の22514.85円(出来高概算12億株)で取引を終えた。全体としては利食い優勢の展開となったが、鉄鋼や非鉄金属、石油石炭など資源株へのリバランスとみられる見直しの動きがみられており、日経平均は25日線レベルでのこう着感の強い相場展開となった。もっとも、下値の底堅さは意識されており、前場半ばに22356.25円まで下げる場面がみられたが、後場は日銀のETF買い入れへの思惑等もあり、22554.20円まで下げ幅を縮める動きもみられた。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数、値下がり数が拮抗。セクターでは鉄鋼、非鉄金属、石油石炭、鉱業、その他製品、輸送用機器がしっかり。半面、空運、陸運、情報通信、電力ガス、ゴム製品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ヤマハ<7951>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ソニー<6758>が冴えない。一方で信越化<4063>、エムスリー<2413>、TDK<6762>、キッコーマン<2801>が堅調。

日経平均は小じっかりで始まったが、決算評価から買いが先行したソニーが<6758>が下げに転じた他、ソフトバンクGの弱い動きもあり、前場半ばには一時下落幅が200円を超える場面もみられた。しかし、直近2日間の大幅上昇に対する反動といった見方から一段と売り込む流れにはならず、5日線が支持線として意識され、その後は25日線を挟んでのこう着が続いた。

こう着ながらも底堅さが意識される中、個人主体の資金は中小型株での値幅取り狙いの商いに向かっており、マザーズ指数は2%を超える上昇。JASDAQ平均も小幅ながら3日続伸となった。また、決算発表の市場反応は見極めづらくはなっているが、決算通過で買われる銘柄などへは積極的な売買がみられている。一方で、利食い対象の銘柄へは押し目を狙う動きは限られ、結果的には二極化の動きに。また、全体としても昨日同様、リバランス的な商いが目立っており、日経平均に対してTOPIXは小幅な下げにとどまっている。



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