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日経VI:低下、市場心理冷え込み低下幅は縮小


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-1.02pt(下落率4.30%)の22.68ptと低下した。なお、高値は22.85pt、安値は21.91pt。昨日の米国株高を受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。ただ、発表がピークを迎えつつある個別企業の4-6月期決算を見極めたいとする向きが多く、次第に見送りムードが強くなり、日経225先物は上値の重い展開となった。また、今日の東京の新型コロナウイルス新規感染者数が360人を超えると伝えられると市場心理はさらに冷え込み、日経225先物はマイナスに転じた。こうした市場心理を映し、日経VIは午後にかけて下げ幅を縮める展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。





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