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NY債券:米長期債相場は伸び悩み、米中関係の悪化を警戒


22日の米国長期債相場は伸び悩み。米中関係の悪化を警戒した安全逃避的な債券買いが観測されたが、米国株高を意識して長期債などの利回り水準は下げ渋った。報道によると、米政府はテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を命じたもようだ。中国外務省の発表によると、7月21日に通告を受けており、3日以内に閉鎖するよう求められた。中国側はこの措置に対して、湖北省武漢市の米国総領事館の閉鎖を検討していると伝えられている。新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されているが、米中関係の行方も懸念されている。10年債利回りは、一時0.581%近辺まで低下した後、取引終了時点にかけて0.600%近辺まで戻した。

イールドカーブはややフラットニング気配で推移。2年−10年は+45.10bp近辺、2年−30年は+114.60bp近辺で引けた。2年債利回りは0.15%(前日比:+1bp)、10年債利回りは0.600%(同比:0bp)、20年債利回りは、1.07%(前日比:-1bp)、30年債利回りは1.290%(同比:-2bp)で取引を終えた。



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