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感染第2波への警戒根強くこう着感の強い相場展開【クロージング】


24日の日経平均は小幅に下落。14.73円安の22534.32円(出来高概算11億6900万株)で取引を終えた。前日比変わらず水準で始まった日経平均は、前場半ばには一時22663.29円まで上げ幅を広げる局面もみられた。しかし、新型コロナ感染第2波への警戒が根強いなかで上値を抑えられ、後場は前日終値を挟んでのこう着感の強い相場展開となった。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運が2%を超える下落となったほか、繊維、電力ガス、パルプ紙、鉄鋼、食料品が冴えない。半面、精密機器、輸送用機器、ゴム製品、小売が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>が重石となった。

日経平均は後場寄り付き直後に22479.86円と22500円を割り込む場面もみられたが、その後は22500円を上回っての推移となっている。前場のTOPIXの下落率が0.29%だったため、日銀のETF買い入れが期待しづらいなかで短期的な売り仕掛けの動きもあっただろうが、売り込みづらい需給状況であろう。

そんな中、マザーズ指数は反発し、JASDAQ平均は7営業日続伸となり、引き続き個人主体による中小型株の売買が活発である。本日はIPOが再開となり、IPOした3社いずれも買い気配からのスタートとなり、フィーチャ<4052>、コパ・コーポレーション<7689>が買い気配のまま初値がつかず、ロコガイド<4497>については公開価格の2.3倍で寄り付いた後、ストップ高で終える人気ぶりであった。最高の需給環境の中でのIPOとなったことで、明日以降の動向が注目される。

一方で、このところは低位材料株の急動意が目立ち始めている。明確な材料が出ている銘柄はあるものの、値ごろ感からの短期的な資金が集中しているものもあるだろう。割り切りスタンスとなろうが、やや中小型株については目先的な天井感が意識されてくる可能性がありそうだ。テーマ株についても幅広く物色されるというよりは、物色対象が絞られてくる展開には注視しておく必要がありそうだ。



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